【インプレ】フィネスヘッドは拡張性の高いジグヘッド!

2022年にジャクソンより新しいサーフ用ジグヘッド「フィネスヘッド」が発売されました!

このジグヘッドは今までのジグヘッドにはない、全く新しい「Zシステム」が搭載されています!

しかもこのジグヘッドは拡張性が高く、色々なリグが自作できる素晴らしいジグヘッドなのです!

このページでは、フィネスヘッドの詳細はもちろん、おすすめのリグを紹介していきます!

フィネスヘッドのスペック

  • カラー:1色
  • ウェイト:10、12、14g
  • ジグヘッドフック:2/0
  • トレブルフック:6番

ジグヘッドの形状はデルタ形状になっており、上の面は少しくぼんだ形になっています。

また、下の面は大きいくぼみがあり、水を下に受け流す形状になっています。

フックサイズは2/0サイズと同等であり、フックキーパーが付いています。

そしてフィネスヘッドは上下に大きめのアイが付いており、スナップに繋がれた特徴的なトレブルフックが付いています。

このシステムは以下のようになっており、自作も簡単にできますよ!

  • スナップ:#1
  • スプリットリング:3番×2
  • トリプルクレン:14号
  • トレブルフック:6番

このトレブルフックのスナップを取り外して、上に付けることで、フィネスヘッドの最大の特徴であるZシステムが完成します!

フィネスヘッドの最大の特徴!Zシステム解説!

フィネスヘッド_Zシステム
Zシステムとは、静岡を拠点にしているサーフゾンビという方が考案したシステムです。

普通であれば下にあるはずのトレブルフックをワームの上に刺して使えるシステムです。

フィネスヘッドは購入時は下にフックが付いています。

このフックを上に付けるというセッティングがZシステムです!

Zシステムのセッティングはとても簡単で、方法は以下の通りです。

①ジグヘッドから取り外す

このフックはスナップで接続されているので、簡単に取り外しができるようになっています。
Zシステムの付け方_1

②取り外したフックを上のアイに取り付ける

普通にスナップを付けるところにZシステムのフックを取り付けて接続します。
Zシステムの付け方_2

③ジグヘッドのフックにスプリットリングを通す

次にジグヘッドのフックを、トリプルクレンとトレブルフックを接続しているスプリットリングの穴に通します。

これはセッティングしたときに、トリプルクレンなどが暴れないようにするためです。
Zシステムの付け方_3

④トレブルフックをワームに刺して固定する

最後にトレブルフックをワームに刺して固定して完成です!
Zシステムの付け方_4

Zシステムのメリットは?

Zシステムのメリットは、フックが上向きになるので、根がかり回避とフックがなまりにくいというメリットがあります。

特にサーフでの釣りは、どうしてもフックが砂で潰れて針先がなまってしまいます。

それを防ぐことができるのはZシステムの大きなメリットです。

Zシステムのデメリットは?

Zシステムのデメリットは、フッキング率が下がること、重心が上がって泳ぎが悪くなるという点です。

ヒラメやマゴチ、シーバスといったサーフで釣れる魚は、基本的にしたから食い上げてきます。

Zシステムはフックポイントが上にあるので、どうしてもフッキング率は下がってしまいます。

また、フックやトリプルクレンといった重たいパーツがワームよりも上に来るため、泳ぎの姿勢が悪くなります。

根がかりしにくい場所であれば、なるべくフックは下にしたほうが釣れる魚は増えるでしょう。

フィネスヘッドの使い方はただ巻きやダートがおすすめ!

フィネスヘッドの使い方
フィネスヘッドは特徴的なデルタ形状により、安定したスイミング姿勢で泳ぎます。

また、ヘッドの下にあるくぼみが水を下に押してジグヘッドを上に押し上げてくれるため、かなりスローに巻いても、底を切って泳ぐことができます。

また、デルタ形状なので当然ダートにも対応しており、ピンテールワームを付けることで、鋭いダートアクションも生み出してくれます。

また、シーバス狙いであれば、浮力の高いワームをセットすることで、ロッドを立てて巻けば、かなり上のレンジを通すこともできます!

フィネスヘッドにおすすめのワームを紹介!

フィネスヘッドはフックサイズが2/0相当なので、ワームのサイズは3.5~5インチ前後がおすすめです。

実際に使ってみて、かなり良かったワームを紹介していきます!

ジャクソン ボーンベイト

フィネスヘッドと同じメーカーのジャクソンが作ったシャッドテールワームです。

特徴はボーンとあるように、全体に付いたリブ(ヒダヒダの部分)が特徴です。

リブがあることで、ボディ全体で水を押して、ブリブリと泳ぎます。

サイズは3.5インチと4.5インチがありますが、3.5インチはフィネスヘッドには少し大きいかなと感じました。

3.5インチのボーンベイトとフィネスヘッドを組み合わせるときは、トレブルフックを外した方がいいでしょう。

泳ぎはボディが軽くロールしながら尻尾を振って泳ぎます。

最近サーフカラーも発売されたので、ぜひ合わせてみてはいかがでしょうか。

OSP ドライブシャッド


ドライブシャッドはバス用に開発されたワームで、ファットなボディにシャッドテール、上がフラットになっているのが特徴です。

最近はソルト用に向けた4インチと4.5インチのノンソルトバージョンが発売されています。

私はバス用の3.5インチも愛用しており、どのサイズであってもフィネスヘッドにはぴったりなサイズと存在感があります。

ファットなボディと大きめなシャッドテールで、全体が大きくウォブリングしながら泳ぐため、存在感はバツグンです。

とにかく投げて巻くだけで釣れるので、長時間釣りしても疲れないのでサーフでの釣りにぴったりです。

ダイワ ミドルアッパー 4.5インチ

ダイワのミドルアッパーと言えば、巻いて良しダートして良しの素晴らしいピンテールワームです。

カラーも豊富で、2.7インチ、3.5インチ4.5インチとあります。

おすすめは4.5インチで、ボディをひっくり返して刺すセッティングでダートがおすすめです。

大きいボディでキレのあるダートでマゴチやヒラメにアピールできます!

一誠 海太郎 カタクチワーム

カタクチワームは、ボディに多くのスリットが入った特徴的なワームです。

このスリットにより、ボディをクネクネさせながら泳いでいきます。

このワームはZシステムとの相性が良く、ワームの動きがまったく変わらずに泳いでいます。

カタクチイワシがベイトになっているサーフではかなりおすすめです!

エコギア カタクチミノー

カタクチミノーはボディが三角形になっているピンテールワームです。

泳ぎはいわゆるI字形で、まっすぐ泳いでいきます。

このワームは腹を上にしてセットすることで、ダートにも対応しているという点です。

フィネスなI字形からダートの動きで魅せるという釣りができる2面性を持ったワームです。

フィネスヘッドはZシステムだけじゃない!様々な拡張性!

フィネスヘッドは、ジグヘッドの上下にアイが付いているため、様々なパーツを取り付けることができます。

例えば、Zシステムの状態で、下にアシストフックを付けると、根がかりを回避しながら、下からのバイトのキャッチ率を上げることができます。

アシストフックのティンセルなどでフラッシング効果も期待できますよ!

また、下にブレードを付けてみるのもおすすめです。

ブレードを付けることで、よりスローに巻いてくることができフラッシングによるアピール力アップが期待できます!

ぜひ、サーフでのフィネスゲームにこのフィネスヘッドを使ってヒラメやマゴチ、シーバスなどを釣ってみましょう!

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