高切れ0!!ベイトPEで高切れの原因を消す方法まとめ

お悩みを抱えている人

ベイトPEで高切れが怖い人「ベイトタックルでPEラインを使ってみたいけど、高切れが怖い...。せっかく買ったルアーが飛んで行ってしまうし、怖くてちゃんとキャストもできない...。どうしたら高切れをなくすことができるんだろう...。高切れをなくす方法を教えてください。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ベイトPEが高切れする原因と対策
  • 高切れを防ぐ3つの習慣
  • 高切れを防止するラインセッティング

ベイトタックルを使う上で誰もが経験する高切れ。

キャストした瞬間に数千円するルアーが遠くに飛んでいくたびに涙を流していました・・・。

そんな自分の精神にも環境にもおサイフにも優しくない高切れですが、特にPEラインにすることで、高切れのリスクはかなり上がります。

私もベイトタックルでPEラインを使うようになってから何度も高切れを経験し、何個もルアーが飛んでいく場面を見てきました。

しかし、様々な高切れの経験をしてきた中で、高切れしてしまう原因を特定していく内に、今では高切れをすることはなくなりました。

なにも知らずにベイトPEを始めてしまうと、何度も高切れを経験し、数万円を失う可能性がありますが、この記事を見ることで、未来の出費を抑えることができます。

※5分ほどで記事は読み終わります。5分後には高切れをしなくなり、快適なベイトPEでの釣りができるようになっているはずです。



ベイトPEが高切れする原因と対策

高切れの原因と対策

ベイトPEでの高切れはすべてに原因があります。

その原因を知り、対策することでベイトPEの釣りで高切れをしないようにすることができます。

バックラッシュからの高切れ

PEラインでバックラッシュ

PEラインは他のラインと比べて、伸びが少なく細くて軽くてしなやかなラインです。

だからこそバックラッシュしやすく、ラインがロックされ、高切れしてしまうということが良くあります。

ベイトPEを使う上で、バックラッシュ対策は必須です。

ベイトPEでバックラッシュをしないセッティング方法は以下の記事を参考にしてください。

【必見!】ベイトリールのバックラッシュを0にする方法とは?

ラインの傷からの高切れ

ラインの傷がないかを確認しよう

何度もキャストをしたり、障害物にあたったり、水の中の砂や泥などでラインは傷ついていきます。

キャストをしてバックラッシュをしていないのに高切れした場合は、ラインの傷が原因の可能性が高いです。

ラインの傷での高切れを防ぐには目で見ることと、手で触って確認することが重要です。

PEラインは色落ちと毛羽立ちがないかを目でチェックします。

また、新品状態と比べて触った感触がザラ付いていた場合は交換したほうがいいです。

リーダーに関しては、手でリーダーをつまんで動かすことで、傷がないかをチェックします。

傷がついていた場合は、傷が付いているリーダー部分を切って、傷がない状態をキープしましょう。

ノットからの高切れ

ノットはPEラインとリーダーをつなぐ結び目のことです。

高切れしたときに、PEラインの先がヨレている場合はノットから高切れしている可能性が高いです。

PEラインのノットすっぽ抜け

ノットからの高切れを防ぐには、ノットを組む練習をすることと、ナイロンリーダーを使うことでノットのすっぽ抜けを防ぐことができます。

「糸がらみ」からの高切れ

PEラインを使うと、ベイトロッドのガイドにラインが絡んでしまうことがあります。

ロッドに衝撃が走って高切れした場合は、糸がらみからの高切れをした可能性が高いです。

ベイトロッドのガイドにラインが絡んでいないかを目で見て確認したり、キャストする前にクラッチを切ってラインがスーッと出るか確認しましょう。

ラインの食い込みからの高切れ

PEラインの食い込み

ベイトリールはラインが直線的に巻かれるため、強いテンションがラインにかかると、巻かれているラインに食い込むことがあります。

ラインが食い込んだ状態でキャストをすると、ライン同士の摩擦で高切れします。

特に魚とのファイトの後や根がかりを外した後のキャストで高切れした場合は、ラインの食い込みが原因での高切れの可能性が高いです。

食い込むようなことがあった後は、軽くキャストして食い込みを解消することで高切れを防げます。

ガイド、レベルワインダー傷からの高切れ

ベイトロッドのガイドやベイトリールのレベルワインダーに傷が入っていると、傷がカッターのようにPEラインを切ってしまうことがあります。

ラインが新品だったり、ほとんど使っていないのに高切れしたり、キャストしたときにほとんど抵抗なく高切れした場合はガイド、レベルワインダーの傷が高切れの原因である可能性が高いです。

ガイドやレベルワインダーに細いPEラインを通して両端を手で持ち、ぐるっと一周させてみましょう。

別の方法としては、カッターをガイドに当ててぐるっと一周させて確認してもいいです。(カッターでガイドに傷が入ることはありません。)

ガイドをカッターで傷がないか調べる

その時に、少しでも引っかかりや違和感があった場合は、傷が入っている可能性が高いため、釣具屋に持って行ってみてもらうといいでしょう。

タックルバランスが悪く高切れ

タックルバランスが悪いことで高切れしているという場合もあります。

キャストするルアーに対してPEラインやリーダーがかなり細かったり、硬いベイトロッドを使うとラインの負担が大きくなり高切れしたりします。

タックルセッティングは決まりがありませんが、自分なりのバランスを見つけるまでは、PEラインやリーダーをかなり太めにするといいでしょう。



高切れを防ぐ3つの習慣

ベイトPEを使う時に、これから紹介する3つの習慣づけることで高切れを防ぐことができます。

クラッチを切ってラインの通りを確認する

ベイトPEはとにかくラインが絡みやすいため、ことあるごとにクラッチを切ってラインを少し出してみて、ラインが絡んでいないことを確認しましょう。

特に
・ベイトロッドのガイドにラインを通した後
・ルアー交換後
・移動した後のキャスト前
などの時にラインの通りを確認することで、かなり高切れを防ぐことができます。

常にラインが絡んでいないか、クラッチを切ってラインの状態を感じ取るようにしましょう!

ラインストッパーを使う

ラインストッパー

ベイトリールにラインをそのまま巻き込むのはやめたほうがいいです。

理由は、ラインの先端がすでに巻かれているラインに潜り込んでしまい、クロスしてしまうためです。

スプール内でラインが絡む

ラインがクロスしても見た目ではわかりにくいため、釣り場についてキャストして初めて気づくこともよくあります。

ラインをフリーにしないためにも、必ずラインストッパーを使って、ラインをクロスさせないように管理しましょう。

スプールに巻かれたラインを押してみる

特に強風下での釣りやドリフトの釣りをする場合は、時々ラインを巻き取った後にスプールを押してみてください。

親指で押してみて、ラインが動いたり、へこむように柔らかかったりした場合はバックラッシュしやすい状態です。

そういった場合は、軽いキャストでラインを出して、テンションをかけながら巻くようにすればバックラッシュからの高切れを防ぐことができます。



高切れを防止するラインセッティング

高切れさせないためには、ラインセッティングがかなり重要になります。

高切れさせないラインセッティングを紹介していきます。

ナイロンショックリーダーでロングリーダーを組む

リーダーにはフロロとナイロンがありますが、ナイロンリーダーのほうが伸びがいいため高切れを防ぎやすいです。

また、10mほどのロングリーダーを組めばキャスト直後の高切れをかなり防ぐことができます。

20lbのナイロンロングリーダーを組めば、30g前後のルアーをキャストしても高切れしない可能性がかなり上がります。

また、ロングリーダーを組めばメインのPEラインは細くすることもできます。

特にベイトPE初心者はナイロンロングリーダーを組んでいただくことをおすすめします。

太いPEラインを使う

40g前後のルアーをキャストするのであれば、3号のPEラインを巻くことをおすすめします。

特にベイトPE初心者であれば、PE3号100mに30lbのナイロンショックリーダーを10m巻けば、高切れをかなり防ぐことができます。

ベイトフィネスであれば、PE1号を50mに10lbのナイロンショックリーダーを5m巻けばいいでしょう。

太いPEラインを使うことで、ラインの強度が上がるのはもちろんですが、ラインが太くハリが出るため【糸がらみ】や【ラインの食い込み】がしにくくなります。

慣れていけば、もっと細いPEラインや好きなリーダーを使っていただいて構いませんが、最初は太すぎるだろと思うぐらいのラインを使っていくといいでしょう。



まとめ

ベイトPEの高切れにはすべて原因があり、対処することで高切れを防ぐことができます。

しっかりとしたタックルセッティングやラインセッティングを決めることで、ほとんど高切れしなくなるため、しっかりとこの記事の内容を覚えておきましょう!

タックルセッティングやラインセッティングで困ることや聞きたいことなどがあれば、遠慮なくご連絡ください!