ベイトリールを買ってラインも買ったら次はベイトリールにラインを巻くという作業が必要です。
ベイトリールに自分のラインを巻くと、自分だけのベイトリールになった気がしてとてもうれしいですよね。
ですが、ベイトリールはスピニングリールよりも巻く作業は重要になってきます。なんとなくで巻いてしまうとライントラブルが多発して、せっかく買ったラインが無駄になってしまうことも・・・。
私も初めて買ったベイトタックルでラインを巻いて、ルンルン気分で釣りに行って初めてのキャストでバックラッシュしてしまい、泣く泣く帰った覚えがあります・・・。
ベイトリールにラインを巻くには、正しい巻き方をしないと最悪釣りにならなくなってしまいます。
ただ、初めてベイトタックルを持った人やベイトリールにラインを巻いたことのある人でも以下のような悩みを持っている人は多いと思います。
- ベイトリールへの正しいラインの巻き方が分からない・・・
- スプールに均等にラインが巻けない・・・
- ベイトリールに巻いたラインが空回りしてしまう・・・
- ベイトリールに新品のラインを巻いてキャストしたら一発でバックラッシュした・・・
ベイトタックルをよく使っている人でも、正しいラインの巻き方を知っている人はあまり多くはありません。
このページをみていただくと
- ベイトリールにラインを巻くために必要な物
- ベイトリールへの正しいラインの巻き方
- ラインが空回りしない巻き方のポイント
といったラインの巻き方の悩みがすべて解消されます。
ぜひこのページを参考にしてベイトリールのラインの巻き方をマスターしてください。
もし、どのラインの種類に悩んでいたり、太さや巻き量についての悩みは以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
ベイトリールに関する必要な情報を知りたい方は、以下のまとめ記事がおすすめです!ベイトリールにラインを巻くために必要な物
ベイトリールにラインを巻くには、必要な物がいくつかあります。
いくつかありますが、そこまで高いものはありませんのでご安心ください。
①グリップ側のロッド
ラインを巻くときにある程度の力を入れて巻くため、楽に安定して巻くために必要です。
②汚れてもいい「手ぬぐい」か「タオル」
ラインを巻くときに片手でラインを持つ必要が出てくるのですが、指でラインを持って巻いてしまうと摩擦でラインが傷んでしまうため、クッションの役割として手ぬぐいかタオルが必要です。
③ラインリサイクラーもしくはペン
理想はラインリサイクラーがあることですが、なければペンだけでもラインを巻くことはできます。
④マスキングテープ
これはラインをスプールに仮固定するために使用します。テープの種類はなんでも構いませんが、マスキングテープがテープのノリを残さずにはがすことができるためおすすめです。
ベイトリールのラインの巻き方
ここからは実際にベイトリールにラインを巻く手順を紹介します。ラインの種類によって手順が変わる部分がありますのでそちらも合わせて紹介します。
ラインを水に浸す(PEのみ)
PEラインは特に摩擦に弱いラインで、そのまま巻いてしまうと熱によってコーティングが溶けたり、ラインの強度が落ちてしまいます。中のラインまでしっかり水にひたるまで沈めておきましょう。
ロッドにベイトリールをセットする
まずはお持ちのロッドにベイトリールをセットします。
スプールにラインを結ぶ
スプールにラインを結ぶときは、必ずレベルワインダーからラインを通すようにしましょう。ロッドにガイドが付いている場合はガイドから通しても構いません。
次にレベルワインダーから通ったラインをシャフトの上からスプールまで抜いてきて、スプールにテープで仮固定します。
この状態から仮固定した部分が2周(PEラインは3周)するまでハンドルを回します。回したらテープをはがし、端糸を引き出します。引き出したらレベルワインダーから伸びている本線もスプール側から引き出してラインを結ぶ準備を行います。
ラインの結び方はユニノットという結び方がおすすめです。
①端糸と本線を並ばせ、端糸で輪を作ります。
②端糸の先端を並んだ2本のラインに3回巻き付けます。
③端糸を引っ張って結び目を締めていきます。
④本線を引っ張ると輪が狭くなっていき、スプールにきつく締まっていきますので、しっかりとスプールに固めていき、端糸を切れば完成です。
ラインをリサイクラーもしくはペンを刺して準備を行う
スプールにラインを固定したらライン側の準備を行います。ラインリサイクラーなどを持っている方はそちらにセットすればOKです。
リサイクラーがない方はラインが巻かれているスプールの中心に開いている穴にペンを刺していただき、誰かに持ってもらうか両足でペンを挟んで固定すればOKです。
ベイトリールにラインを巻く
ラインを巻くときは濡らしたタオルや手ぬぐいでラインを掴んでテンションをかけて巻きます。
ラインとベイトリールが一直線になるようにして、ベイトリールも図のように地面と水平で、傾かないように注意しながら巻きましょう。
テンションはラインがしっかりと張った状態であり、巻取るとちゃんと抵抗がある状態で巻くことがコツです。
イメージとしてはバイブレーションやクランクベイトといった、巻取りに力がかかるルアーを巻いているぐらいのテンションで巻けば問題ありません。
ラインが空回りしない巻き方のポイント
特にPEラインを巻いたときに起こりやすい現象が「ラインの空回り」です。
空回りとはどういったものかというと、スプールが回っていないのにラインが出てくる症状のことです。
確認する方法としては、ドラグをガチガチに固めた状態でラインを引っ張っていただき、ラインがスーッと出てくるのであれば空回りしています。
この状態でキャストをするとほぼ確実にライントラブルになり、釣りにならなくなってしまいます。
空回りしないポイントは2つです。
1つ目はしっかりとスプールにラインを固定し、滑らないようにすること。
2つ目はしっかりとテンションをかけて巻くことです。
この二つができていれば空回りすることはありません。意識してラインを巻いても空回りしてしまうのであれば、より強いテンションで巻くようにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか、ベイトリールにラインを巻くのは最初は大変かもしれませんが、慣れれば簡単にできますのでぜひこのページを参考にチャレンジしてほしいと思います。
また、うまく巻けないという人はメールで相談いただければ別途回答も受けていますのでぜひご相談ください!
ベイトリールの他の情報が知りたい方は以下の記事がおすすめです!