「バス釣りを始めよう!」
そう思った時にはまずバスタックルをそろえる必要がでてきます。
その場合は【スピニングタックル】か【ベイトタックル】どちらを選ぶかで迷うと思います。
基本的には好きな方を選べばいいのですが、バス釣りではベイトタックルにすることでメリットが多くあります。
バス釣りではベイトタックルを使った方が色々なルアーを投げることができるし、何よりキャストが楽しくなります。
ベイトタックルを選ぶ場合には【ベイトロッド】【ベイトリール】を選ぶ必要がでてきます。
しかしベイトロッドはいろいろなメーカーや性能があるため、どのように選べば良いか迷う方も多いでしょう。
今回はそんな人のためにバス釣りにおけるベイトロッドの選び方について紹介していきたいと思います。これらからベイトタックルに挑戦したいという人はぜひご覧ください。
初心者でも失敗しないベイトロッドの選び方
バス釣り用のベイトロッドを選ぶときに見るべきポイントは【ロッドの硬さ】【ロッドの長さ】【ロッドのテーパー】【ロッドの値段】の4つです。
この4点のポイントをおさえることで、絶対に失敗しないベイトロッド選びができます。
硬さの選び方
まずベイトロッドの硬さ選びからです。
バス釣りのおけるベイトロッドの硬さはUL<L<ML<M<MH<H<XHの順になっています。ULが一番柔らかく、そこから段々と硬くなっていくといった感じです。
柔らかければ軽いルアーやワームが使いやすく、硬ければ重いルアーが投げやすいということを覚えておきましょう。
硬さ | UL | L | ML | M | MH | H | XH |
ルアー(g) | 2~ | 4~ | 5~ | 7~ | 10~ | 13~ | 16~ |
ルアー(oz) | 1/16~ | 1/8~ | 3/16~ | 1/4~ | 3/8~ | 1/2~ | 5/8~ |
ルアー(種類) | ノーシンカーワーム ネコリグ ライトリグ全般 |
軽量プラグ ライトリグ全般 |
ジグヘッドワーム 軽量プラグ全般 |
スピナーベイト ライトテキサス 1/4oz以上のプラグ全般 |
高比重ワーム テキサス 重めのプラグ全般 クランク バイブレーション |
ヘビーバイブレーション 大型クランク 大型スピナーベイト ヘビキャロ |
ビッグベイト全般 |
リールとの組み合わせ | ベイトフィネスリール | ベイトフィネスリール | 32㎜スプール等 軽量ベイトリール |
34㎜スプール等 バーサタイルベイトリール |
34~36㎜スプール等 剛性の高いベイトリール |
36㎜以上のスプール等 剛性の高いベイトリール |
ビッグベイト全般 大口径スプールの ベイトリール |
初心者の方は何本もベイトタックルを使い分けるということはできないと思うので、どれか1本を選ぶ場合は多くのルアーを扱えるM(ミディアム)のものを選ぶのが良いでしょう。また自分のよく行くフィールドで重めのルアーを中心に投げたいという方はMH(ミディアムヘビー)を、軽めのルアーを中心に投げたいという方はML(ミディアムライト)を選ぶのもおすすめです。
長さの選び方
バス釣りにおいてベイトロッドの長さは【ft(フィート)】という単位で長さが表記されています。
1ft=約30.48cmとなります。おおまかに30㎝と覚えればいいでしょう。
バス釣り用のベイトロッドというと5.10ft~7.10ftが良く使われます。
ロッドが短いと狙ったスポットに投げやすい、狭い場所でも扱いやすい、ルアーが動かしやすいなどの特徴があります。
ロッドが長いとルアーをより遠くに飛ばせることやフッキングが決まりやすいことなどがメリットとして挙げられるでしょう。
このようにバス釣りではベイトロッドの長さによって向き不向きがあるため上級アングラーの方たちは適材適所でベイトロッドを使い分けています。
初心者の方は1本で幅広いルアーやワームを扱うこと考えると6.6ft前後のものをおすすめします。
バス釣りではやや短めだと思いますが、扱いやすさや投げやすさを重視することで初心者でもストレスなく釣りに集中できると思います。
6.6ftを基準にして、フィールドの広さやロッドを振りかぶれる広さがあるか、遠投の必要性のあるなしによって長さを変えるといいでしょう。
テーパーの選び方
ベイトロッドにおけるテーパーは初心者の方には少し難しい話になると思いますのでよくわからなければそこまで気にしなくても大丈夫です。
まずテーパーとは何かについて話していきます。テーパーを一言で言うとどこからロッドが曲がるかということです。
テーパーは主にファーストテーパー、レギュラーテーパー、スローテーパーに分類されます。
それぞれがどのように曲がるかを話しているとかなり時間がかかってしまうため、ここではそれぞれどのようなルアーやワームが適しているのかを紹介していきます。
ルアーの操作がしやすく、感度が良いため打ち物やワーム系から巻物まで多くのルアーを使うことができるので初心者にもおすすめです。デメリットとして魚をばらしやすいことが挙げられます。
こちらのテーパーも比較的多くのルアーを使うことができますがその中でも巻物が使いやすいものになっています。また魚をばらしにくいということも特徴の1つです。レギュラーテーパーでもロッド操作が極端にしにくいということはありませんが細かいロッドワークをする場合に操作が少し難しいと感じるでしょう。
基本的に巻物をメインとしたテーパーです。魚との駆け引きがしやすく、ばらしにくいというメリットがあります。しかしアクションが付けにくく、使えるルアーが限られるので初心者の方にはおすすめできません。
バス釣り用ベイトロッドを買うなら8000円以上がベスト!?
バス釣り用のベイトロッドは4000円程の安いロッドも多く存在します。初心者だし、最初は安いものでいいと思う方もいると思いますが、できるのであれば8000円以上のものを選んでください。
安いベイトロッドは見た目が良くても壊れやすい場合も多く、感度が悪く魚のアタリすらわからない、ライントラブルが多発するなど多くの問題がでてきます。
特に魚のアタリが分かりにくいというのはバス釣りにおいて致命的なものになるので気を付けましょう。
信頼できるメーカーのものを選ぼう
皆さんも聞いたことのあるような釣りメーカーも多くのハイコストパフォーマンスなベイトロッドをリリースしています。
誰もが知っているような大手のメーカーでは自社工場を持っている場合がほとんどです。そのためしっかりした素材や製法を使っても安いコストで作ることができます。
この部分がハイコストパフォーマンスの製品を提供できるカギになっているのです。
またそのような大手のメーカーでは不良品や壊れてしまったときの対応がスピーディーに行ってもらえるという点も大きなメリットになるでしょう。
まとめ
今回は初心者必見のバス釣り用ベイトロッドの選び方を一から解説してみました。
ベイトタックルを使うことで今までよりも釣りの幅が広がることでしょう。
今まででは攻められなかった場所や使うことができなかったルアーを使うことができるので一層バス釣りが楽しくなるはずです。
ぜひ今回の選び方を参考にしてベイトロッドを購入してみてください。