ルアー収納術

ルアーボックスの中にいくつものルアーを入れると、フック同士が絡まり、ルアーを出すときに「がちゃがちゃ」しながら出すことはないでしょうか?

ルアーボックス自体に仕切りが付いているものもありますが、どうしても色々な状況に対応できるように、大量のルアーを入れないと気が済まない性格の私は、画像のような感じで、ボックス内に最低でも15個ぐらい入れてしまいます。

私が使っているのはゴムを使った方法なのですが、一般的なものとは全く違うゴムを使っているのですが、釣り人の情報を見ても誰もやっていないものを使っているので紹介します!

一般的なゴムではダメな理由

釣り人がゴムを使ってルアーを収納するときにはよくある文房具店に売っているゴムを使っていると思います。

こういったゴムは安価に手に入れられますが、デメリットもあります。

一般的なゴムのデメリット

画像のようなゴムは樹脂製のゴムとなっています。

安価に手に入る反面、水に弱いことがソルトアングラーにとっては最大の弱点です。

ウェーディングやルアーを洗ったりして水に触れると樹脂製のゴムは劣化します。

やったことがある人は分かると思いますが、すぐにボロボロになってちぎれたり、溶けてゴムがルアーに引っ付いたりしてしまいます。

それが釣行中に起これば、替えのゴムがなければフックがフリーなままボックスに入れることになってしまいます。

また、一般的なゴムはNo.16というサイズを使うと思います。

このサイズがまた微妙に使いづらいと思いませんか?

例えば小さなシンペンなどは、フックに何重もぐるぐるぐるぐる巻きつけてしまうと思います。

これらを解決するには、水にいい素材のものと、径が小さいゴムであれば解決します。

そのためには、シリコン製のゴムを使えばいいのですが、高いのです。

オーバンドのシリコンゴムはありますが、径が16のものしかなく、30個で300円とかなり高いです。

これらをすべて解消できる商品があったのでこれを紹介します。

最強のゴムとは

これから紹介する最強のゴムの名前は「レインボールーム」という商品です。

シリコン製のゴムで、樹脂製ゴムに比べて耐水性、強度に優れています。

これは元々シリコンゴムの腕輪を作るためのゴムです。

勿論シリコン製で、強度も高く、サイズもちょうどいいです。

サイズとしてはオーバンドで言うところの12番ほどで、男性の中指ぐらいの大きさでしょうか。

小さいサイズですが、12㎝クラスのミノーであれば問題なく固定できるだけの伸縮性はあります。

しかもこのレインボールーム、画像にも書いてある通り、一袋で300個入っており、しかも値段は一袋で300~400円ほどで買えます。

14cmクラスになってくるとぎりぎりですが、小さいのであればゴム同士を組んで繋げてしまえば全く問題ありません。

また、このサイズのメリットは他にもあります。

楽にフックを外したりつけたりできる。

こちらはima ハニートラップ75の画像です。

このように径が小さいため、フックを一周した後にリア部分にかけるだけでがっちりと固定ができます。

また、外すときもどこから外せばいいのかが一目でわかることもメリットです。

ここで私がやる方法を紹介します。

①小指にゴムをかける

私は手が大きいので、小指にゴムをかけることができます。

薬指でも問題ありません。

②ルアーを縦に持ち、リアフックを持ち上げる。

画像のように、リアフックを右手で持ち上げて、左手の中指で固定します。センターフックとフロントフックはルアーを縦に持てば、そのまま地面方向に垂れてくるのでそのままで大丈夫です。

③小指にかかっているゴムを右手で外して、センターフックにかける。

画像のように、トリプルフックの一番突き出ているフックにゴムをかけます。

④右手でリアフックに回すようにかける

⑤フロントフックにかける

以上です。

これが便利な点は、普通のゴムサイズの場合は手首に通すことが多いと思うのですが、手首ではルアーを持った状態では外すことができないことと、時計や手袋をしているとゴムが取りにくいということです。

この方法では、小指に必ずありますし、何時間もこのままでいるわけでもないので指が締め付けられるということもありません。

どうでしょうか?ぜひゴムで収納しているという人はこのレインボールームという商品を試してみていただければと思います。

注意点としては、Amazonや楽天で類似品を見るのですが、微妙にゴムが固く、使いづらいです。

買うとしたら本家のレインボールームを買った方がいいかと思います。

私が購入したのはこちらです。

シリコン製のゴムで、樹脂製ゴムに比べて耐水性、強度に優れています。