新しくなったエクスセンス∞(インフィニティ)解説!ジェノスとの違いは?

エクスセンス∞(インフィニティ)が2022年に新しくなって登場しました!

ラインナップは17年に初めてエクスセンスインフィニティが発売されて5年の歳月を得て進化した新しいエクスセンスインフィニティは何が進化したのでしょうか?

更にエクスセンスジェノスとの比較もしていきますのでぜひ最後までご覧ください!

22エクスセンスインフィニティのスペックと種類

エクスセンスインフィニティ

引用元: シマノ

22エクスセンスインフィニティはスピニングが5機種、ベイトが3機種ラインナップされています。

シマノ公式ページはコチラ

発売時期は2022年10月ごろとなっており、一部スペックが非公開になっているため、今後追加される情報が出てきたら更新していきます!

品番 全長(ft.) 全長(m) 継ぎ方式 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) ルアーウェイト(g) 適合ラインPE(号) グリップタイプ リールシート位置(mm) リールシートタイプ カーボン含有率(%) 本体価格(円) 商品コード
B86ML 8'6" 2.59 インロー 2 133.1 未定 1.7 6~32 1~2 カーボンモノコック 355 DOWNLOCK 98.6 未定 354907 *
B86M 8'6" 2.59 インロー 2 133.1 未定 1.7 8~40 1.2~2.5 カーボンモノコック 355 DOWNLOCK 98.6 未定 354914 *
B86MH 8'6" 2.59 インロー 2 133.1 未定 1.8 12~65 1.5~3 カーボンモノコック 355 DOWNLOCK 98.5 未定 354921 *
S86ML 8'6" 2.59 インロー 2 133.1 未定 1.7 5~32 0.5~1.2 カーボンモノコック 371 UPLOCK 99.3 未定 354853 *
S90ML 9'0" 2.74 インロー 2 141.1 未定 1.7 5~32 0.5~1.2 カーボンモノコック 386 UPLOCK 99.2 未定 354860 *
S96ML 9'6" 2.9 インロー 2 148.6 未定 1.7 5~32 0.5~1.2 カーボンモノコック 401 UPLOCK 99.2 未定 354877 *
S96M 9'6" 2.9 インロー 2 148.6 未定 1.7 6~40 0.6~1.5 カーボンモノコック 401 UPLOCK 99.1 未定 354884 *
S100M 10'0" 3.05 インロー 2 156.1 未定 1.7 6~40 0.6~1.5 カーボンモノコック 416 UPLOCK 99 未定 354891 *

引用元: シマノ

技術特性

  • スパイラルエックスコア
  • Xガイド
  • カーボンモノコックグリップ
  • カーボンシェルグリップ
  • ハイパワーX
  • ナノピッチ
  • Ci4+

エクスセンスインフィニティ紹介動画

22エクスセンスインフィニティの進化した点は?

22エクスセンスインフィニティは主に【グリップ周り】と【ガイド】【自重】の3点が大きく進化しています。

これらの進化により、旧エクスセンスインフィニティよりもより高い感度と飛距離が実現しています。

この3点の進化した点について解説していきます。

22エクスセンスインフィニティのグリップ周り

カーボンシェルグリップ

引用元: シマノ

22エクスセンスインフィニティでは初の技術である「カーボンシェルグリップ」が採用されました。

カーボンシェルグリップとは、リールシートのグリップが今までのEVAからカーボンでできたグリップのことです。

振動伝達率の高いカーボンにすることで、より手元に伝わる感覚が大きくなり、よりリアルに伝わるようになりました。

また、リアグリップも従来の三角形の形から「ハイレゾタイプ」と呼ばれる多角形の形に変更されました。

カーボンモノコックグリップ_ハイレゾタイプ

引用元: シマノ

ハイレゾタイプになることで、より持ちやすく、脇に挟みやすい形になりました。

22エクスセンスインフィニティのガイド

フルXガイド

引用元: シマノ

今までのエクスセンスは一部のガイドがXガイドで他はトルザイト、チタンガイドでした。

新しくなった22エクスセンスインフィニティではフルXガイドが実現(※スピニングのみ)し、より軽く、振り抜けが良くなりました。

フルXガイドになることでキャストスピードが上がり、より飛距離が出るようになりました。

22エクスセンスインフィニティの自重

カーボンシェルグリップとフルXガイド化によって自重が軽くなりました。

詳細な自重は現時点で未発表ですが、従来のガイドからフルXガイドにすることで、ガイド重量が24%軽くなっています。

自重が軽くなることで、感度も飛距離も上がるため、重要な要素と言えるでしょう。

エクスセンスジェノスとの違いは?

エクスセンスジェノスとエクスセンスインフィニティでは、上記で紹介したフルXガイドやカーボンシェルグリップ、ハイレゾタイプのカーボンモノコックグリップ以外にも違いがあります。

それは価格ブランクスの違いがあります。

まず価格ですが、現時点でエクスセンスインフィニティの値段は発表されておりませんが、おそらく2万円近くエクスセンスジェノスのほうが安いです。

この価格の違いは大きいので、エクスセンスインフィニティを購入検討している方はお金をためておきましょう!

そしてブランクスの違いはエクスセンスジェノスにはM40Xが採用されています。

M40Xは東レの新しい炭素繊維技術で、簡単に言うと単純に強度が30%上昇する素晴らしい技術です。

今回、新たに展開するトレカ®MXシリーズは、トレードオフの関係にある繊維強度と弾性率の両方を極限追求し、従来よりも細かいナノレベルで繊維内部の黒鉛結晶構造を緻密に制御し配向性を高める技術を適用しています。トレカ®MXシリーズの最初の品種である「M40X」は、従来の炭素繊維と同等の弾性率を保持したまま、強度を約30%向上させることに成功しました。

 併せて、炭素繊維と同時にトレカ®MXシリーズのプリプレグも展開していきます。当社独自のナノテクノロジーであるナノアロイ®※技術をマトリックスに適用したトレカ®MXシリーズのプリプレグは、従来品に比べ、引張強度や圧縮強度、耐衝撃性が大幅に向上しています。強度を保持したまま理想的な剛性設計が可能となるため、成形部品の軽量化に貢献できる可能性があります。

引用元: 東レ

そのため、ブランクスの強度はエクスセンスジェノスの方が上になっています。

感度や軽さを重視するならエクスセンスインフィニティ、強度を重視するならエクスセンスジェノスと覚えておくといいでしょう。

22エクスセンスインフィニティまとめ

新しくなった22エクスセンスインフィニティはより高い感度と飛距離を、軽さを実現した素晴らしいロッドです。

シマノ史上最強の感度を持ったシーバスロッド、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか!