バックラッシュ

ベイトリールと言えばバックラッシュというほど、バックラッシュはよく起きます。
バックラッシュをしてしまうと、ラインをほどくまで時間がかかってイライラしたり、ラインがほどけず釣りができなくなってしまったり・・・。

バックラッシュはベイトリール経験が長い人であっても起こってしまいます。

しかし、バックラッシュはあることをするとかなり防ぐことができるようになるのです!

このページを最後まで見れば、バックラッシュに関する知識がしっかりと分かるようになり、バックラッシュに苦労することなくベイトタックルを扱うことができるようになります!

バックラッシュしないキャスト方法に関しては以下の記事を参考にしてみてください。

バックラッシュを0にする3つの方法

それでは早速、このページのメインであるバックラッシュを0にする方法を紹介していきます!
その方法は【メカニカルブレーキ】【ライン】【ブレーキ】の3つです!

メカニカルブレーキをきっちり調整する

メカニカルブレーキ

メカニカルブレーキとは、ベイトリールにあるブレーキの一つで、スプールのがたつきを調整するために存在しているブレーキです。

このブレーキを強くすると、スプールがおさえられていきます。
基本はスプールを両手でつまみ、左右に揺らしてカタカタ言わないギリギリまでしめることが基本です。(ゼロセッティングなどど言われます)

しかし、バックラッシュをしてしまうという人はメカニカルブレーキを1/4回転ほど更にしめてみてください。

そうすることで飛距離は多少落ちますが、かなりバックラッシュは減ります。

メーカーとしてはおすすめしていない方法ですが、バックラッシュして釣りにならないよりは良いと思いますので、バックラッシュになやんでいるのであれば、ぜひ試してください。

ラインを巻きすぎない

スプール糸巻量

スプールに巻くラインを巻きすぎないようにすることで、バックラッシュをかなり減らすことができます。

スプールに巻くラインを7~8割ほどにすることで、スプール1回転あたりのライン放出量が少なくなるため、ラインが浮きにくくなりバックラッシュが減ります。

毎投100m先に飛ばさないといけないという場合を除けば、ほとんどの釣りは5m~70mの中で釣りをしているため、無理に満タンにラインを巻く必要はないため、バックラッシュが起きなくなるメリットの方が大きくなります。

スプールにラインを満タンに巻いた場合と比べると、飛距離は確かに落ちてしまいますが、ラインの量を減らすと実感できるレベルでバックラッシュが起きなくなるため、非常におすすめです。

メインブレーキを強めに設定する

今売られているベイトリールは、DCブレーキやSVブレーキなど、いろいろなブレーキが使われています。

これらのブレーキはどれも設定幅がかなり広く設定されており、最大のブレーキに設定すればキャストを失敗してもノーサミングでもバックラッシュしないほどです。

バックラッシュの最大の原因はキャストにあります。
簡単に言うと、キャストを失敗することでバックラッシュにつながります。

そのため、最初はきちんと一番強いブレーキ設定にして、キャストの練習をしっかりと行い、なれてきたら少しづつブレーキを弱めていくようにしましょう。

キャストの練習をいろいろなルアーや環境で試していくうちに、自分なりの正解が見えてきますので、正解が分からないうちは少し強めのブレーキに設定するようにしましょう。

そして自分なりの正解が見つかった場合は、そこから1段ブレーキを強くすればほとんどバックラッシュはしなくなってきます。

バックラッシュ0のセッティングまとめ

バックラッシュをしないためには、以下のセッティングをするようにしましょう。

  • メカニカルブレーキをゼロセッティングよりも1/4回転しめる
  • ラインを7~8割までしか巻かないようにする
  • メインブレーキをしっかりと強めにかける

これら3つのことをしっかりとやれば、もしバックラッシュをしたとしても簡単にほどける程度のバックラッシュしかしなくなります。

このセッティングをぜひ試していただき、ベイトタックルの扱いに慣れてきたら、どんどんブレーキを弱めたり、ラインをしっかり巻いて、ベイトタックルの性能を活かせるようになっていきましょう!