空海スリムってどんなルアーなんだろう?スリムミノーってどう使うかわからない。どんなルアーなのかを知りたい
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- 空海スリムのスペック
- 空海スリムの特徴は?
- 空海スリムの使い方は?
- 空海スリムの強みは?
- 空海スリムの弱みは?
この記事は3分で読み終わります。この記事を読むことで、空海スリムがどういったルアーなのか?使い方や特徴もわかるようになります。
>空海スリムのスペック
レングス | ウェイト | タイプ | フック | リング | カラー | プライス | |
120 | 122mm | 12g | スローフローティング | #6×3 | #2 | 12色 | 1980 |
140 | 144mm | 20g | スローフローティング | #4×3 | #3 | 12色 | 2200 |
空海スリムの特徴は?
空海スリムの特徴を【見た目】【重心移動と姿勢】【泳ぎ】【飛距離】【レンジ】の5点で紹介していきます。
空海スリムの見た目
空海スリムは名前の通り、かなりのスリムボディとなっています。
同じ120mmのサイレントアサシンと比べても、かなりのスリムボディであることが分かると思います。
リップはかなり小さいリップが付いており、空気抵抗がかなり小さいリップとなっています。
アイはかなり小さめのアイが付いており、120は「φ3.8」サイズ、140は「φ4.2」サイズのアイが付いています。
空海スリムの重心移動と姿勢
空海スリムは2つのタングステンボールと1つカーボンスチールボールの合計3つのウェイトが入っています。
元の位置は1番フックと2番フックの間にありますが、後方に移動したときは、かなり後ろまで移動します。
着水時の姿勢はほぼまっすぐ立ちます。
浮き姿勢は120と140で違い、120は頭を上にして40度くらいの角度でゆっくりと上がってきます。
対して140は頭を下にして40度くらいの角度でゆっくりと上がってきます。
泳いでいる時の姿勢はほぼ水平状態の姿勢で泳ぎます。
空海スリムの動き
シーバス用ミノーはウォブリングという頭とおしりをブリブリ動かす泳ぎと、ローリングというボディを左右に倒す動きを合わせたウォブンロールという泳ぎがほとんどです。
しかし、空海スリムはタイトローリングという泳ぎとなっています。
スローに巻いてもしっかりと泳ぎ、早く巻いてくるとローリングのピッチが速くなりますが、ロールを維持しながら泳ぎます。
かなり早く巻いても動きが破綻しないで泳ぎ切る、素晴らしい性能を持っています。
空海スリムの飛距離
空海スリムはボディの長さに対してウェイトはかなり軽くなっています。
そのため「あまり飛ばないのでは?」と思うかもしれませんが、120でも50m近く飛びます。
ぶっ飛び系のルアーに比べると飛距離は落ちますが、十分に釣れる飛距離は出してくれます。
空海スリムのレンジ
空海スリムはロッドを立ててゆっくり巻けば、水面から40cmほどをゆっくりと泳ぎます。
ロッドを下げてぐりぐりっと巻けば1mレンジまで潜ります。
スローフローティングとなっているため、着水後にぐりぐりっと1m潜らせた後に、ゆっくりと巻けば1mレンジをスローに巻くこともできます。
空海スリムの強みは?
空海スリムの強みは何といっても【ナチュラルな動きに特化した】ルアーという点です。
まるでサヨリやイワシがヨタヨタと泳いでいるような動きをします。
ナチュラルな動きと水押しで、スレたシーバスやプレッシャーの高い場所でも、口を使わせやすいルアーです。
何度も色々なルアーをキャストしてプレッシャーが高くなり、最後に+1匹を取りたいな、という場面にぜひ使ってほしいミノーです。
空海スリムの弱みは?
空海スリムの弱みは【高い足場に弱く、魚を寄せる力が弱い】ルアーという点です。
高い足場に弱いというのは、リップも小さくて着水姿勢がほぼ垂直になるため、重心が戻らなかったり、手前で浮き上がってしまいます。
また、タイトローリングという泳ぎのデメリットとして、水を動かす力が弱いため、シーバスの側線にアピールする力が弱く、オープンエリアに向いているルアーではありません。
まとめ
いかがでしょうか?空海スリムはスリムミノー特有のナチュラルに特化した泳ぎと飛距離を両立させた素晴らしいルアーです。
空海スリムをルアーのルーティーンの中に組み込むことで、普通のミノーでは出せないシーバスを釣ることができるかもしれません。
ぜひ空海スリムを使ってみてください!