釣りをするうえで必ず必要になってくるフック(釣り針)はかなり重要な要素でもあります。
しかし、フックは金属でできているため、針先がなまってしまったり、錆びたりしてしまいます。。
特にソルトで使っている場合は一回使っただけで錆びてしまい、使えなくなってしまうことも珍しくありません。
特にルアーで使うトレブルフックは1本で100円以上するものがほとんどですから、意外とお金もかかります。。。
このページを読めば
・針先の鋭さを復活させる方法
・フックの錆びを取る方法
・環境にやさしく、強い錆び止め塗装
について知ることができます。
もちろんトレブルフックだけでなく、ジグヘッドフックやオフセットフックなどどんなフックにも使える方法です!
折れたり、フックが伸びていなければ復活できますので、ぜひ最後まで読んでいただきたいと思います!
針先の鋭さを復活させる方法
フックの針先の鋭さは、釣りにおいてかなり重要な要素です。
針先の鋭さがなまっていると、せっかく魚がルアーに噛み付いても針にかからずに逃がしてしまいます。
しかし、実は針先は簡単になまってしまいます。
針先がなまっているかのチェック方法は針先で爪を軽くひっかいてみて、傷がつけば問題ありません。
もし、傷がつかなければしっかりと研いで針先を鋭く復活させましょう!
フックの針先を研ぐ道具と研ぎ方
フックにはフックシャープナーという道具があり、針先を研ぐにはフックシャープナーを使うのがオススメです。
フックシャープナーは荒砥ぎができるものと仕上げ研ぎができるもの2つを持っているといいでしょう。
ジグヘッドなどのシングルフックを研ぐときは必ず針先に向かって動かして研ぐようにしましょう。
針先とは逆に向かって研いでしまうと、余計な時間がかかってしまい、失敗する可能性も高くなります。
トレブルフックは画像のように軸の部分か、研がないフックの1本を手に持ち、2本をシャープナーに当てて、左右に動かして研ぎます。
研げたらフックを回転させ、持っている場所を別のフックに持ち替えて、次の面を研ぐというのを繰り返してすべての針先を研いでいきます。
シングルフックでもトレブルフックでも、荒砥ぎ用のフックシャープナーである程度形を作ってから、仕上げ用のフックシャープナーで研ぐことで早く針先を鋭くさせることができます。
最後に爪に軽く引っかけて、抵抗を感じるようになっていれば針先の鋭さは実用レベルまで戻っています!
針先を研いだ場合は、塗装も完全になくなっているため、簡単に錆びていきます。
必ず、錆び止め塗装を行って錆びからフックを守りましょう!
フックの錆びを取る方法
フックはどんなに錆びに強い加工をしていても、使えば海水でも淡水でも関係なく錆びていきます。
しかもその錆びをそのまま放置してしまうと、ルアーのボディやエイト環(ルアー自身にフックを着ける部品)まで錆びていき、錆びていない他のルアーにまで錆びが移ってしまうこともあります。
そのため、フックが錆びたら【フックを交換するか】【錆びを取る】しかありません。
フックの錆びを取るのは簡単で、色々な錆び取り用の商品があります。
私のオススメは手軽で後処理も簡単なパープルマジックを使っています。
また、錆びが表面だけでなく少し進行しているような場合は、クレンザーと歯ブラシで表面の錆びを取ってからパープルマジックを使って錆びを落とすと効率的です。
パープルマジックは中性の製品ですので、水で洗い流してそのまま排水しても問題ない点も楽ですね。
しかし、一度錆びが発生したフックはきちんと錆び止めをしないと、またすぐに錆びてきてしまいます。
錆びたフックを再度錆びさせないために、きちんと錆び止め処理をして、長く使えるフックにしましょう!
環境にやさしく、強い錆び止め塗装
意外と調べても出てこない錆び止めですが、実は意外といい塗装がありませんでした。
海に向かって投げるものですし、【環境にやさしく】【塗装も強く】【錆びに強く】【安い】塗装がなかなかありませんでした。
本当にいろいろな塗装を探していたところについに見つけた素晴らしい塗装がありましたので、フックの錆び止めする場合にはぜひ使ってほしいと思います!
その塗装スプレーとはこちらです!
このスプレーのいいところは
・塗装が強い
・環境にやさしい
・安価
・乾燥が早い
・きれいに塗装ができる
という点でかなり素晴らしいスプレーとなっています。
スプリットリングと接続するときでも、しっかりと強い塗装で削れずに接続ができ、なにより簡単で見た目がキレイです。
実際に処理をしたフックがこちらです。
いかがでしょうか?かなりきれいに塗装ができていると思います。
塗装の方法も簡単で、私はまず、小さめのダンボールに竹串を刺したものと、クリップを用意します。
竹串にフックを引っかけて、フックの接合部分とリングの部分に向けて軽くスプレーを吹き、乾くのを待ちます。
その後、リングにクリップを引っかけて竹串に吊るして、全体に塗装されるように色々な角度で塗装すれば完成です!
まとめ
いかがでしょうか?フックの錆びや針先の問題は釣りをしているうえで必ずついて回る問題です。
このページで紹介している商品や、やり方を行えば、錆びたフックや針先がなまってしまったフックを新品に近い状態まで復活することができるようになります。
そうすることで、フックにかけるお金が浮いて、新しいルアーやロッド、リールに使うこともできるようになるかもしれません!
ぜひこのページを参考にして、フック問題を解消していってください!