ベイトロッドとはベイトリール合わせて作った専用のロッドのことです。
ベイトタックルを揃える上でベイトロッドは欠かせない要素となっています。
ロッドには【スピニングロッド】と【ベイトロッド】があり、スピニングロッドとベイトロッドは全く別のロッドであり、スピニングロッドではベイトロッドの替えになりません。
ベイトロッドとはどんなもので、ベイトロッドを選ぶ場合には、どんなことに気を付けて選べばいいのでしょうか?
ここでは
- ベイトロッドとは?
- 初心者が失敗しないベイトロッドの選び方
ということに関する疑問がすべて解消されます。
ベイトロッドに関して分からないことや、ベイトロッドを知りたいあなたに向けた情報をのせていきます。
ベイトロッドとは?
先にも書いたように、ベイトロッドとはベイトリールに合わせて作られた専用のロッドのことです。
ベイトロッドとスピニングタックルの違いはリールを取り付けるリールシートやグリップと言われる部分の違いと、ガイドと呼ばれるラインを通す穴が開いている部品に違いがあります。
それでは早速ベイトロッドの【グリップ】と【ガイド】について紹介していきます。
ベイトロッドのグリップについて
ベイトロッドの特徴はトリガーシートと呼ばれるグリップが装着されていることです。
なぜベイトロッドにはトリガーシートと呼ばれるグリップが付いているのかというと、ベイトタックルはベイトリールを包み込むように持つため、スピニングリールに比べて引っかかる部分が少ないのです。
その為、ベイトリールの形状によってはきちんと掴むことができず、満足に扱うことができません。
そういった点を解消するためにトリガーシートを採用し、スピニングリールのリールフットと同じ役割を果たしています。
ベイトロッドのガイドについて
またガイドもベイトタックル専用のガイドが取り付けられています。
ベイトリールはスピニングリールと違い、リールが全体的にロッドに近い作りになっています。
そのため、ガイドもベイトロッド専用になっており、ガイドも足が短いガイドになっています。
ガイドの種類は主に2つあり【シングルフットガイド】と【ダブルフットガイド】があります。
違いとしては、名前の通りガイドから伸びている足が1つか2つかの違いがあります。
性能としての違いは、シングルフットガイドは【軽い】というメリットがあり、ダブルフットガイドは【頑丈】というメリットがあります。
ガイドは上向きに付いており、スピニングとは逆の位置に付いています。
ベイトロッドにスピニングリールをつけることはできるのか?
画像のようにベイトロッドとスピニングリールを取り付けることはできますが、トリガーシートが邪魔をしてしまい、持ちにくい状態になってしまいます。
また、ガイドもスピニングリールで扱うには小さすぎるため、飛距離も落ちますし快適に使うことはできません。
これはスピニングロッドとベイトリールの組み合わせでも同じであり、ベイトロッドはベイトリールと組み合わせて使うようにしましょう。
初心者が失敗しないベイトロッドの選び方
ベイトロッドを選ぶうえで重要なのは【キャスト時にしっかりとロッドを曲げることができるか】と【釣りのジャンルに合ったベイトロッドを選ぶこと】が重要です。
ベイトロッドは柔らかめのベイトロッドを選ぶべき
ロッドはざっくりと柔らかいロッドと硬いロッド、中間のロッドがあります。
キャストがしっかりとでき、キャスト時のスピードが速い人は、硬いロッドをしっかりと曲げられるため、飛距離も出てバックラッシュもしにくいです。
しかしキャストもあまりうまくなく、キャストスピードも遅い人が硬いロッドを選んでしまうと、ロッドを曲げることができないため、バックラッシュをしてしまったり、飛距離もあまり飛びません。
特にベイトタックルを始めたばかりの人は、軽い力で曲がるような柔らかく軽いロッドを選ぶといいでしょう。
釣りのジャンルに合ったベイトロッドを選ぶべき
一言でベイトロッドと言ってもバスロッドやベイトフィネスロッドなど、色々な釣り物に合わせたジャンルのベイトロッドがあります。
例えばバスロッドであれば、ウィード(水草)を切るためやロッド操作をしやすいように、ある程度短くてロッド全体がシャキっとしているロッドが多かったりと、釣り物に合わせた作りになっています。
きちんとやりたい釣りに合ったベイトロッドを選ぶことで、釣りがしやすくなるのはもちろん、釣果もUPします。
最初はエントリーモデルでいいので、きちんとやりたい釣りに合わせたベイトロッドを選びましょう。
ロックフィッシュゲームをやりたいという人は以下の記事をおすすめします。
まとめ
ベイトロッドとはベイトリールに合わせて作られた専用のロッドであり、ベイトロッドを選ぶときは柔らかめで釣り物のジャンルに合わせたベイトロッドを選ぶことで失敗しないということが分かったと思います。
ベイトタックルは選び方に失敗すると、釣りにならなくなってしまい、ベイトタックルでの釣りをやめてしまってはもったいないので、ぜひこのページを参考にしてベイトロッドのことを知っていただきたいと思っています。