ジャクソンから2021年10月に発売されたフリークセットというジグヘッドワーム。
その特徴は何といってもヘッドについているチャターのようなものです。
このフリークセットの特徴から使い方を徹底的に紹介していきます!
フリークセットのスペックと見た目
Name Hook 価格(税込) フリークセット 8g #10 ¥1,265 フリークセット 12g #10 ¥1,287 フリークセット 15g #10 ¥1,320 引用元: JACKSON
フリークセットはジグヘッドとワームがセット済みのものが一つ、替えワームが3つのセットとなっています。
ワームは4.5inchサイズとなっており、形状は上が平らになっており、下は丸くなっているカマボコのような形となっています。
ピンテールはただまっすぐになっているわけではなく、少し平らになっており、水の流れをつかみやすい形をしています。
ワームの硬さは柔らかめで、魚の口の中にスポッと入りやすいようになっています。
ワームの重量は約5gほどとなっています。
フリークセットのパッケージに書いてある重量はあくまでもヘッド単体の重量ですので、全体重量は以下の通りとなっています。
・8gは全体重量は約13~14g
・12gは全体重量は約17~18g
・15gは全体重量は約20~21g
となっています。
フリークセットのフックの部分に関しては10番のトレブルフック1つとなっており、ヘッドとはトリプルクレンで接続されています。
一度かかってしまえばフックがクルクル回転するため、バレにくい作りとなっています。
そしてフリークセットの最大の特徴であるチャターのような部分です。
実際に見てみると、他のチャター製品よりかなり小さい板ががついています。
下の画像はメガバスのボトムスラッシュプラスとの比較ですが、かなり小さいのが分かると思います。
実はチャターじゃない!?
見た目は小さいチャターのように見えますが、実はコレはチャターじゃありません!
実際に巻いてみてもチャターのようにブルブル震えることはありませんし、巻いてもブルブル言うことはありません。
これは何のためにあるのかというと「巻きの抵抗を高める」というためについています。
ピンテール系のワームはシャッド系と比べると抵抗が弱く、巻いていてもあまりわかりにくいというデメリットがあります。
特にサーフなどは波の影響などでさらに分かりにくくなってしまいます。
この時に頭のブレードが抵抗になるため、ピンテールなのにしっかりと巻き抵抗を感じながら巻くことができます。
スナップの取り付け位置は2種類ある
スナップの取り付けは、ブレードのホールとブレードがついているホールに付けて使用することができます。
ブレードに付けることで、巻きの抵抗を強くし、動きも弱いローリングとなります。
ボトム付近をスローに巻きたい、アピールを弱くしてナチュラルに誘いたい、といった人におすすめです。
次にヘッドに直接つけることで、巻きの抵抗は弱くなりますが、ブレードとヘッドがカチカチと音を鳴らしながら強めのローリングでアピールするように変化します。
音と強めのローリングで広範囲にアピールしたい、早く巻いてリアクションで食わせたい、といった人はヘッドに直接つけることをおすすめします。
ヘッドとワームの取り付け方法
ワームの取り付けはすごく簡単で、ワームを90度回転させた状態で差し込みます。
次にくるっと90度回転させ、フックをボディに刺せば完成です。
フリークセットはどんな時におすすめ?
フリークセットはローリングとピンテールのナチュラルな動きで魚を誘います。
・サーフでプラス1匹を上げたい
・スレた状況で魚を引き出したい
・河川で遠くにキャストしてスローに魚を誘いたい
・早巻きで表層をしっかり誘いたい
といった人にぜひおすすめのルアーとなっています。
フリークセットのまとめ
フリークセットは一言でいうと「スナップの付ける位置でナチュラルさとアピールを切り替えられる2面性を持った凄腕ルアー」です。
ぜひフリークセットを使って色々な魚を釣ってみてほしいと思います!